【岩手県岩手町】8/31~9/1開催ツアー体験レポート:1日目
野菜が主役のマチで『農家の暮らし』の魅力を実感!
連日ニュースで列島各地にもたらす台風10号による大雨被害や交通機関への影響が話題となっている中、一時は、ツアー開催も危ぶまれておりましたが、とてもノロノロとゆっくりとした速度で進んだことで、東北地方へ台風がくるのも遅れ、無事にツアーを開催することができました。
前日までの悪天候による心配もよそに、ツアー当日は奇跡的に晴れ間が続き、体験ツアーのプログラムを予定通り全て行うことができました。
農作業の様子や大人気だったBBQなど、東北エリア、そして、岩手町で初の開催となった「生活価値体験ツアー」をレポートしていきたいと思います。
まずは、1日目のタイムスケジュールはこちら
1日目:8/31
14:00 | 集合・受付[IRGいわて銀河鉄道いわて沼宮内駅] |
14:00~14:30 | 開会・オリエンテーション |
15:00~16:30 | キャベツ農家[収穫作業] |
16:30~17:00 | モビリタコート岩手[チェックイン] |
17:00~19:00 | 地産地消BBQ[地域交流] |
19:00 | 宿泊@モビリタコート岩手 |
ツアーの集合場所は、IGRいわて銀河鉄道いわて沼宮内駅
岩手町へ訪れるための電車での玄関口となるのが、「東北新幹線」と「IGRいわて銀河鉄道」の2つの駅があります。ともに駅名は「いわて沼宮内駅」で、盛岡から新幹線であれば1駅(10分程度)、銀河鉄道であれば30分程度と近いこともあり、東北旅行をする方にとって、東北の都市部から少し足を延ばして長閑な田舎の景色や暮らしを観て体験するには、最適な町です。
2日間を通じて、とても街がきれいな印象を受けました。
ツアー参加者は、関東方面から参加した方が多かったので、東北新幹線を利用して、岩手町まで来ていました。
岩手町のツアー主催の皆さんが、お出迎えをしてくれて、優しい心遣いに心が温まり、笑顔でのツアー幕開けとなりました。
駅直結でアクセスのよい
岩手広域交流センター「プラザあい」で
オリエンテーション
岩手広域交流センター「プラザあい」は、周辺市町村の広域的な観光物産等の情報を発信していて、町の紹介コーナーを含め、お食事処や展望コーナー、イベントホール、会議室があり、多目的な施設です。
安比・八幡平・北三陸など岩手県北地域の交流拠点となっております。
岩手町を訪れる方だけではなく、地域で暮らす方の交流の場としても日頃から利用されているようです。
まずは、プラザあいの会議室で、生活価値体験ツアーのオリエンテーションが始まりました。
生活価値体験ツアーのイベントを企画運営する岩手町役場の谷地さんより、2日間のツアー行程が説明されました。
東京都、埼玉県、神奈川県と岩手県外の都市部からの参加が多く、親子参加は2組、隣町から参加した方もいました。
(残念ながら台風で参加が難しくキャンセルとなった方が親子3名いました)
2日間のツアーを実施してくれるIGRいわて銀河鉄道(株)の河村さんから、参加したこども達に、サプライズプレゼントとして「鉄カード」が配られ、こども達のテンションも早速上がっていました。
オリエンテーションが終わるとバスに乗り込み、まずはキャベツ畑の収穫体験現場へ移動します。
岩手町ならではの一面に広がるキャベツ畑で収穫体験!
20分ほど山あいまでバスを走らせると、キャベツでぎっしり埋まった景色が広がるキャベツ畑に到着!
岩手町を代表する特産品のひとつであるブランドキャベツ「いわて春みどり」を栽培する
「グリーンズタカムラ」の高村豊さんがお出迎えしてくれました。
岩手町ならではの一面キャベツ畑のリアルな光景を目の当たりにして、これから始まる体験に期待が高まります。
まずは参加者からそれぞれ自己紹介が行われました。
キャベツ畑での体験を提供してくれたのは
「グリーンズタカムラ」の高村豊さん
高村さんからは、「いわて春みどり」の成り立ちやどんな特徴のあるキャベツなのかお話していただき、ご自身の農業への取組や思いを参加者にわかりやすく伝えてくれました。
ここの野菜は、どこのお店に出荷されて販売されているかなども聞けて、知っているスーパーマーケットの名前が出てくると、遠く離れた地で育った岩手町の野菜をより身近に感じることができました。
実際に使用している高価な収穫包丁を使っての収穫作業!
今回、収穫作業体験の為に、実際に使用している高価な収穫包丁を用意していただき、包丁の取扱い注意点や収穫方法なども丁寧に説明していただきました。
初めてのキャベツ収穫!気づくと夢中で作業に没頭!
プロの道具を使ってリアルな収穫体験をさせてもらえました。
最初は恐る恐るでしたが、キャベツの根元に刃を入れてカットしていくたびに、だんだんと慣れてきて、こども達もできるようになりました。
気が付けば、親子で夢中になって収穫する参加者。
収穫作業を通じて生産者と参加者の会話も弾みます
自分の頭よりも大きな特大キャベツを抱きかかえるお子さん!
小学生の参加者は1人でもサクサクとキャベツを収穫!
採れたてのキャベツを畑で食べられるようにカットして、その場で試食もできました。
とってもみずみずしく新鮮そのもののキャベツを食べることができて、絶景の中で貴重な味わいを体験させてもらいました。
トラクターやリフト試乗に男子達の真剣な表情!
収穫体験の後は、トラクターやリフトにも乗車させてくれました。
まさにこれぞ!本場で本物の職業体験を味わい、男子達の真剣な充実感溢れる表情を見ていて最高に楽しんでいるな〜と感じました。
なかなか、車を降りてこない子供たち!
ずっと乗っていられますよね!
実は、大人も乗りたかったと交替させてもらう一面もありました(笑)
キャベツ畑を後にして、本日の宿泊施設&BBQ会場となる「モビリタコート岩手」に向かいます。
交流宿泊施設「モビリタコート岩手」
雄大な自然に囲まれた中でアウトドアBBQができ、グランピングが楽しめる、ICT(情報通信)技術を活用した非接触型宿泊施設です。
岩手町で暮らす人と一緒にじもと自慢の食材でBBQ交流体験!
キャベツ畑で体験を提供してくれた高村さんも参加!
収穫したキャベツをもってきてくれて、BBQでも食べることが出来ました。
こども達から大人気だったBBQ!
大人だけでなく、こども達も実際にBBQ機材で調理する体験をさせてもらえたり、 岩手県の郷土料理「ひっつみ」を食べさせてもらえたりと、サイコーに楽しいBBQでした。
1日目の最後は夕焼けが出るほど綺麗な空に!
岩手町で暮らす人たちと地産地消の野菜や肉を食べながらのバーベキュー交流会は有意義で思い出に残るものになりました。
2日目のレポートに続きます・・・