生活価値体験ツアー
記事公開日:2024/11/26
最終更新日:2024/11/26

【岩手県岩手町】8/31~9/1開催ツアー体験レポート:2日目

野菜の生産が盛んな岩手町の中でも ピーマンの生産は岩手県内でもトップクラス

2日目のタイムスケジュールはこちら

2日目:9/1

9:00~10:00ピーマン農家[収穫作業]
10:15~11:15とうもろこし迷路[地域観光]
11:30~12:30昼食 @レストラン石神の丘
12:30~13:30石神の丘 直産コーナー[買物]美術館[鑑賞]
13:45~14:30御堂観音・川の駅[閉会:感想シェア]
14:45解散[IGRいわて銀河鉄道いわて沼宮内駅]


ピーマン畑での体験を提供してくれたのは
「いわてミート工房」の武田侑二さん


「いわてミート工房」を経営する「武田侑二」さんは、豚肉の加工販売をしながら、野菜の栽培もしている農家で、ピーマンの栽培を行っています。

今回の生活価値体験ツアーでは、ピーマンの収穫〜選別~梱包~出荷の作業体験を提供してくれました。

サイズを見極めて上手に収穫する参加者



ピーマンを採る!カートのカゴに入れる!親子で役割分担


昨日のキャベツ畑での体験を経て色々と比較できるポイントがありました。

キャベツ畑は傾斜地での収穫、ピーマン畑は平地での収穫、
野菜によって育てる環境に違いがあることが、作業を通じてわかってきます。

平地だと、しゃがんで野菜との目線を合わせたり、姿勢を変えたりする大変さに気が付きました。

こども達のピーマンを収穫した量が凄かった!


軽トラで収穫したピーマンを選別作業場に運びます。

作業場で計量・選別・梱包・出荷

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こども達が、声を掛け合いながら計量・選別を行い、段ボールに仕分けしていきます。

写真左下の段ボール、左:A2L、中央:AL、右:Lバラ

・A2L(61g~85g)
・AL(41g~60g)
・Lバラ(30g~80g)
※Lバラ:曲がっている形状や丸型の形状であったり不揃いのモノ

最後は、実際に出荷する段ボールにシールを貼って完成!

本当にお店に届いて並ぶと思うとワクワクします。

参加者から、「一連の体験をすることで、今後、自宅近くで買物する時は、生産地や生産者など、どこから来た野菜なのか誰が作った野菜なのか見るようになりますね!」と話されてました。

東北最大級のとうもろこし迷路体験


広大なとうもろこし畑につくられた巨大迷路にチャレンジしました。

早い人で20分〜30分でゴールできますが、スタンプラリーをしながら迷い込むと1時間近く出て来られない方もいるようです。

今年は1,000人くらいの来場者数があったと運営の方が話されてました。

この日がシーズン最終日でした!

美術館とレストランが併設された
「道の駅 石神の丘」


岩手県、国道4号線沿いの「道の駅 石神の丘」は、国内でも数少ない彫刻の美術館とレストランが併設された道の駅です。

到着すると、早速、昼食会場へ!

「いわて地産地消二ツ星レストラン」に認定されている「レストラン石神の丘」で松花堂弁当をいただきました。

昼食の後は、自由行動でしたが、みんな揃って、「石神の丘美術館」へ。

エアコンの利いた涼しいお部屋で絵画でも鑑賞するのかな~と思っていたところ、

なんと!石神山(標高326m)の斜面を上手く利用した「屋外展示の美術館」でした。

自然を感じながら散策エリアを登っていくと彫刻作品・デザイン遊具などが設置されています。

見晴らしの良い絶景ポイントがいくつかあり、吹き抜ける風がとても気持ち良かったです。

みはらし台「恋人の聖地」を目指して



「産直 石神の丘」でお土産購入


道の駅にある「産直 石神の丘」で地域の特産品やお菓子など、お買い物をしました。


ピーマンの収穫でお世話になった「いわてミート工房」さんのお肉が道の駅で販売されていました。

最後は、歴史が深い「御堂観音」と「北上川源泉 弓弭(ゆはず)の泉」の観光スポットを訪れて、ツアー最終を迎えました。

お土産に、キャベツにぴったりのドレッシングをいただき、大満足のツアーとなりました。

ここからは、主催者と参加者の感想をご紹介いたします。

運営事務局の皆さん

今回の企画を手掛けていただいた岩手町役場みらい創造課の皆さんと先輩移住者をご紹介。

ツアー企画からガイド役を担った谷地健人さん(写真左)
みらい創造課をまとめる課長の地舘浩二さん(写真右)
当日のアテンドをしてくれた先輩移住者であり移住コーディネーターを務める大重雄大さん(写真中央)

岩手町の魅力を沢山ご紹介していただきました。
岩手町固有の生活価値体験と地域で暮らす方との交流ができる特別な機会をつくっていただき、ありがとうございました。



当日参加したみなさんの声を抜粋して少しご紹介していきます。

岩手町で心躍るような場所をたくさん見つけました!

最初のキャベツ畑から行く先々で、本当に心躍るような場所が岩手町にはたくさんあるなと実感しました。

印象に残ったのは農家さんがとても親切に迎え入れてくれたことです。

自分たちの仕事や野菜を育てている思いを知ってもらおうという気持ちが伝わってきました。

こちらも厚かましくもたくさん質問することができて良かったです。




今まで以上にどこで作られた野菜なのか産地を見るようになりますね!

台風が来ていたので天候の心配もあり、なかなか準備する間もなく、ツアー行程を詳しく観ずに岩手町に来まして、イメージや先入観を持たず参加してみました。

それが逆に良かったのか、体験の瞬間瞬間をとても新鮮に楽しむことが出来ましたし、2日間があっという間で、飽きることなく参加できました。

特によかったのが、バーベキュー交流の時に、子供自身が本格的な機材を使って料理できたり、参加者のお子さんや地元のお子さんたちとも遊んで仲良くなっていたのが良かったです。

●お子さんの感想

バーベキューが楽しかった!!
ソーセージが美味しかった!!

●バーベキュー交流会が終わった後、夜探検に出かけられてましたが、どんなことをしたんですか?

夜道を親子で散歩しただけですが、都会生活では、あまり真っ暗なところを散歩する機会がないのですが、私は子供の頃、田舎に帰った時は、暗い夜道を歩くのも楽しかったので、今回、子供ともやってみようかなと夜散歩を楽しんでみました。



岩手町で息子に友達ができた!
次は、家族全員で行きたいです。


体験先の農家さんが、思っていた以上に話をしてくれて、バーベキュー交流会にも参加してくれていたので、地域で働く人や暮らす人との交流ができたなと感じます。

2日間のツアーを通じて、子どもたちが仲良くなって、息子にも友達が出来て良かったです!

こんなに1日中かまってもらえて本人も嬉しかったと思います。

宿泊先の野原で大きな声で子どもたち同士で叫んでたくさん声を出したり、安心して子どもが遊ぶ姿を見守ることができたので、とても親子で良い体験ができました。

次は、岩手町に家族全員で行きたいです!


地域で暮らす“人”、地域で育てられた“食材”
岩手町には、また会いに行きたくなる魅力がたくさんありました!

一般的な旅行ツアーでは、なかなか体験できない地域の仕事体験を通じた「地域で暮らす人との交流」、そして、岩手町で暮らす人が、代々受け継ぎ、育てて守り続けてきた「地域の豊富な食材」、今回のツアーに参加して地域の魅力をたくさん発見するかとができました。

今回の岩手町「農家のリアルな暮らし体験」のレポートは、いかがでしたでしょうか。

野菜のおいしさ、人のあたたかさ、空気のゆったりさ、を実感でき、町人との友達づくりや岩手町ファンになるきっかけができる醍醐味が生活価値体験ツアーにはありました。

冬バージョンのツアーも期待しています。

とても貴重な体験と繋がりができた2日間でした。